「The Night Comes Down」についてギターを手にしたブライアンが語る:Queen The Greatest Special (Episode 3)
こんにちは
猫好き父さんです
アコースティックギターの弦を
スチールに変えるって今では
普通にやりますよね
でも、シタールみたいな音はしないですよねえ
偶然の産物?
「The Night Comes Down」
画像は公式からの引用です
「The Night Comes Down」についてギターを手にしたブライアンが語る:Queen The Greatest Special (Episode 3) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yCB2wt71rSI
Transcript:
(00:04) 発売から50年を経て ロジャー・テイラーとブライアン・メイは デビューアルバムを新ミックス リマスター 拡張させ 自分たちが聞かせたかったサウンドを ファンに届けることができるようになりました クイーンの1stアルバムを完成させるために 乗り越えてきた困難についてはすでに聞いた通り 今回の”Queen The Greatest”の 特別エピソードでは ブライアン・メイが ”QUEEN I”の エキサイティングな新バージョンを記念して シングルとしてリリースされた曲について さらに深く掘り下げます ”The Night Comes Down”です ”The Night Comes Down”は 私の頭の中で進化し 小さなアパートや当時の知り合いの アパートで進化していったんだ そんな環境で 今もある古い アコースティックギターがあって それをワイヤー弦にしたんだ もともとはガットギターで
(01:07) ブリッジの高さが十分ではなくて きれいに振動しなかった でも このギターの音が好きだったので それを利点に変えたんだ シタールのような音がしたんだ ブリッジにピンや針金などを 自分なりに工夫して取り付けた ブリッジは自分で削って トップに貼り付けた ギターを改造したようなものだ それで シタールのような 音が出せるようになった もう少し温かみがあった アコギでリードを 弾く方法も覚えた 当時 やっている人はいなかったからね とても安物のギターだったと思う マーティンやギブソンなどとは違う それなりの音がして 最初のクイーンのアルバムの重要な要素だった だから”The Night Comes Down”は 私はある意味...
(02:08) その音に惚れ込んでしまった その音を中心に曲を作ったんだと思う そのギターをいつも手にしていたから その曲で歌っているのは 楽しくない瞬間についての歌だ 何かを失ったように感じる瞬間 今振り返るとそんな曲を書いてたなんて まだ若かったんだね あの頃は落ち込んでいた 人間関係についてだ 人間関係が得意じゃないからね でも ある時 こう考えたんだ ”自分は素晴らしい場所にいて 音楽を作っている” ”素晴らしい友と一緒にいる”” それに ”大学で好きなことをしている 素晴らしいじゃないか”って すると すべてが崩れ去り 頭の中に夜が訪れた この曲はそういう内容で 陽気な曲じゃない 面白いことに ある意味では抗議の歌でもある というのもスタジオでちょっとした時に 僕らはこう言わたんだ ”アコギとエレキは 一緒にミックスできないぞ”って ”なぜ?”って聞き返すと
(03:11) ”エレキはうるさすぎるだろ”って ”馬鹿な ミックスでいくらでも 調整できるのに” しかし それはうまくいかない という神話があった それに私は 証明したかったんだ アコースティックギターを前面に出し エレキギターを後ろに配置する エレキがこうと鳴ると アコギの後ろで弦楽四重奏が 演奏しているような感じになる ミックスの音量が適切だと うるさくなりすぎないんだ そしてもちろん フレディが加わる フレディに 私は歌って聞かせた 彼はいつも通り自分のものにして 次のレベルへと高めてくれた 彼は曲に多大な貢献をしてくれた そして 突然ロジャーが加わった ジョンもね 当時のロジャーは かなり忙しかったけど 多くのフィルインを 演奏してくれた 私たちのスタイルに 完璧にフィットしてたんだ
(04:17) おそらく今なら ”やり過ぎだ”と言うだろうけど 当時では完璧だった ディ・レーン・リーでの録音は 素晴らしいドラム・サウンドだった 新ミックスを聴くと 今でもよく分かると思う 彼は曲にふさわしいことを すべてやっていて 賢過ぎなくて 本当に素晴らしいんだ そしてジョンは 私のリフを拾い上げた ジョンは非常に素早く 器用だ だから 彼なりのスタイルを加えている そして アコースティックと 見事に調和している ジョンと私は そのリフで息の合った演奏をしている それは非常に粘りのある 重厚なサウンドなんだ とても異質だ 誰とも異なるサウンドに 仕上がって満足していた アルバムの制作が トライデント・スタジオで始まった時 バンドはデ・レーン・リーで 制作したデモを再び録音することになりました しかし ”The Night Comes Down”に関して ブライアンは同じ道を 歩むつもりはありませんでした
(05:23) ”The Night Comes Down”を 再録するのは絶対に反対だった なぜなら 既に私が望んでいた通りの サウンドだったからね そして ロイにこう言った ”こんなことはしたくない” ”なぜ 完璧にうまくいったものを もう一度やり直すんだ?” すると ロイは非常に共感してくれて ”僕には分かるよ あとでミックスしよう”って ロイ・ベイカーは幸いなことに あれこれ手を加えてくれたが 彼の上司から指示された仕事内容は トライデントから出てきたような 音にすることだった だから 彼はトラックから 美しい残響音をすべて取り除いた 彼と一緒に座って 考えていたことを覚えている 私が考えていたのは ”少なくともオリジナルは破壊されていない” ”これは代替案だ” そして いつかまたオリジナルに 戻れる日が来るかもしれない 今 それを成し遂げた
『QUEEN I』発売を記念して少し戻ってきたYouTubeのドキュメンタリーの第3⃣回
— クイーン日本レーベル公式 (@queen40jp) November 8, 2024
今回はデビューアルバム収録曲「The Night Comes Down」について、ブライアンがギターを手にして語ります
見る⇩https://t.co/k2d5hny9Oj
*YouTubeの字幕機能で日本語表示できます。 pic.twitter.com/0p1UZAZmNh